こんにちわ RYUです。
今日は少し個人的なお話です。
ホストに通っている女性から
「ホストは所詮ホストだから・・」
「ホストは恋をしないんでしょ?」
って言う言葉をよく聞きます。
逆に風俗店やキャバクラなどサービス業をしている
女の子に対しても同じことが言えるのではないでしょうか?
「どうせ飲み屋の子だから営業だよ」って・・
ホストの代表達と話をしているとやはり
「あいつは女にボケた(惚れる)からだめだ」
など言うことが多く
僕も立場上「ホストはお客に真剣に惚れるな」っていいます。
しかし 僕は恋をしてしまいました・・
おとついの夜中に電話があり 受付時間も終わっている為
僕しかおらず 行くことになりました。
自宅に向かうと 年齢は22歳〜の大学生。
話をしていると学費を稼ぐ為に風俗店で働いているそうです。
はじめはだまされた男の経歴や今の彼氏への不満をきいていました。
昔の彼が覚せい剤をやっていて無理やりやられ 中毒になったこと
友達にだまされ 暴力団につれさらわれたこと
ホストにだまされ 家のものを全部盗まれたことなど・・
そして今の彼はゲイの可能性があり 男性相手の仕事をしていることなど・・
その時はまだ僕も仕事モードです。
冷静に話を聞き 相談をうけました。
意気投合し 一日中彼女の自宅で過ごしました。
時間も過ぎているのもかかわらず・・
いつしか「帰らなければいけない」って考えが
「帰りたくない」って考えに変わっていました。
でも迷惑になるかもしれないので
「帰ろうか」というと 手を握ったままベットに入っていきました。
その後二人は部屋でゲームをしたり ピザを頼んだり
眠たくなれば二人でくっついて寝る・・
僕にとっては忘れていたひと時でした。
「絶対に惚れてはいけない」「惚れたら引退」と考えていました
その前に惚れることはないとも思ったいました。
しかし いつしかいとおしくなり 気持ちに変化がありました。
話をしているうちに共通の知人もいることに気づき 中は深まり
僕の部屋にも来たいといっていました。
僕にとっては夢のような日で 安らぎをもらった日でした。
僕の部屋に行こうと準備をしている時に チャイムが・・
モニターには彼氏が・・
オートロックの部屋の為 中には入れませんでした。
彼女は「もう冷めたから」とっていいました。
僕は何を思ったのか
「離れたくない・・一緒に・・」
彼女は「やっぱりうまいね」と苦笑い
3人で会う話もありましたが 僕は出て行くことにしました
また会うことを約束して。
早く出なきゃいけないのに なかなか 足が動かない・・
早く外に出なきゃいけないの 動けない
この一瞬が止まれば良いのに・・
今 この瞬間 時間が止まれば・・とも思いました。
はっきり言って キザなセリフかもしれない
「僕と一緒にいれば幸せになるから ラッキーマンだし」
と笑いながら抱きしめると
「私もラッキーだからと・・」笑顔で返しながら
腕に力が入りました。
帰ろうとすると
彼女から「お金わたさなきゃ」
正直 お金のことは忘れていました。
僕も「いいよ 僕が払っておく それに普通に計算したらいくらなると思うの?」と笑いながら言うと
「計算してみて 一応用意しているから お金ないって言ってたでしょ? ダメだよ」っと。
彼女との話の中で 僕自身の話をしました。
だまされた事 お金を盗まれたこと 親はだまされ多額の借金を追い 一家心中直前からから夜逃げしてきたことなど・・
僕はおもむろに出されたお札から1枚だけをもらってきました
「今日はこれでいい 楽しかった」
よくお店に通うと「やっぱり客なんだ」って話はよく聞きますが
逆に「やっぱり仕事なんだ」って思うのは初めてでした。
その時に「自分は出張ホスト RYUなんだ」と強く言い聞かせました。
正直1枚では足りません。 金額ももっと必要です
だけど気持ち的には1枚ももらいたくないのが正直な気持ち。
彼女との時間は お金には変えられないものだったから・・
それをお金に変えるというのはとってもショックでした
1枚もらうのがホストとしてのプライドを保つ為にはギリギリのことでした。
帰りに車に乗ると彼女があとから
マンションから出てきて彼の車に乗っていきました
僕はなかなか出発できず
バックミラー越しに後ろの車を見ていました。
車の中では大好きな浜田省吾のCDが流れてきました・・
はっきりいってこんな時に流れなくても良いのに・・
小雨が降る中 冷えた車の中ひとりタバコをすって走りました
空気の冷たさが心に響くということも知りました。
さっきまであった 暖かさが今はもうありません。
さっきまで会った彼女の重さが腕に感じられません。
なんともいえない気持ちを抑えられず
帰りに知り合いのバーによって
今回の事を笑い話をしてきました。
周りはいつもの僕と同じように「仕事ではまっちゃだめだよ〜」
「そうだようね〜」
そんな会話を自分に言い聞かせるように・・・
朝 7時過ぎ 彼女と別れて3時間が過ぎる頃
街は新しい朝を迎えていました。
今日も僕は昼から予約が入っています。
昼から美容院に行き そのあと昼過ぎから夜までお付き合いをして帰ってきました。
ホストも恋をします。 同じ人間です。
サービス業全般が営業をするわけではありません。
ヘルスで働く子もキャバクラで働く子も・・・
ソープの子がお客とベットを共にし 好きになり その後にお金払うよって言われた時 すごくショックなのではないでしょうか・・
当然といえば当然のこと・・
お金が欲しいからこの仕事をやる
だけどお金より大切なものがあることに気づくと・・・・
ふと気づく自分の存在
客として思われていると思うお客様
仕事として思われて悲しむホストやサービス提供者・・
恋の数は経験となり知識となります。
僕もひとつ大きくなったように思います。
この経験をいかして・・
ホストは恋をします。
サービス業をしている子は全員恋をします。
真剣に好きになることもあります。
愛を与え 愛に飢えている
本当はサービス業をしている子が一番 愛に縁がないのではないのでしょうか?
「好き」=「営業」は必ずしも結びつき物ではないと・・
ホストは恋愛をします。
ホストでも恋はします。
今日も彼女は風俗という仕事で沢山の人に愛を与えています。
僕も出張ホストという仕事で 愛を与えてます。
でも サービス業の人に愛を与えてくれる人はどこにいるのでしょうか・・
信用もないこの業界・・
明るく振舞う 強く振舞う でも本当の心の中は・・・
たった一日でしたが 何よりも大きな一日でした。
今も着信履歴をみて彼女とからのコールを思だしています。
良い勉強になりました。
今までで一番つらい勉強です。
このブログも何人の方が読んでいるかわかりませんが
このつらい教訓を受ける前に わかって欲しくて書きました。
文章がおかしいかもしれませんが 少しでも伝われば幸いです。
今からまた愛を与えに行ってきます。